新築の保証期間

注文住宅専門の工務店 ベストハウスネクスト

2018年01月10日 07:00

新築する業者さん 工務店などを選ぶとき「住いの保証期間」が気になるところではないでしょうか?


大量生産のハウスメーカーさんなどは新築当初から 20年保証を掲げたりしてそのあとも延長して保証を受けられるようになっています。


では街の工務店さんはどうでしょう?


基本 全ての新築についてはどこで建てても・・・・工務店さんでも ハウスメーカーさんでも 10年保証は法律で義務となっています。


ではセキスイさんのように初めから20年 30年保証をしている業者さんと比べて、街の工務店さんは不利なのでしょうか?


実はそうではありません。



積水さんの例を見てみましょ。




内容は 20年保証になっていますが・・・・・

1) 10年目に無料点検を受けて有償補修を行う。

2) 有償で修理し、完了したら保証は20年となる。

3) 20年後以降も有償の点検・補修を行えば、その後10年間を保証する。


というモノです。



さて 街の工務店さんはどうでしょう?


1) 10年保証は義務なので当然あります。(第3者機関に保険料を払い保証します)

2) 10年を過ぎると 保証機構さんから「延期するか否か」のお知らせが届き・・・

3) 延期しない場合はそれで終わり

4) 10年延期する場合は、点検料を38100円 合格すれば52000円~の保証料を支払い合計9万円~を納入すれば10年延期となります。


保証に関しては同じように対応できるのですが、ここでの違い・・・・


10年目~20年目  積水さんは無料点検と有償補修

街の工務店さんは  有料点検と保証料で9万円~  問題あれば有償補修。


これだけ見ると 積水さんが圧勝???


気づかれている方もおられると思いますが 積水さんの無料点検は 当然 コストに入れている のは至極当然の事。
また第3者の点検ではない自社の点検ということもあり、有料補修の確率が高いと聞いてます。
(直さないと保証できないって言われたら仕方がないですもんね)


では 10年で補修が必要な個所ってどこでしょうか?


具体的には 外壁 屋根の塗装や防水工事になります。

んん? これってどんな建物でも同じ???



まとめてみますと・・・・


大量生産ハウスメーカーさんは 20年保証ですが10年目に外部の塗装や防水工事が必要にあるケースが多い。


街の工務店さんは、10年目以降 問題なければそのままで経年劣化を見ながら補修工事へとなる。


20年保証については選択できるが、本当にその保証は必要?? という感じではないですか?


だって 10年 保証しないければならないってことは 今後10年何も不具合が出ないようにしておきたい・・・と保証するためにまだ大丈夫でも場合でも補修しておくのが流れになってしまう・・と思うのです。

そしてその保証の中身ですが。。。。


雨漏りと建物本体 構造部分だけになります。


例えば 給湯器やコンロが故障しても 保証対象外。

鍵が壊れても 保証対象外。

さて いかがでしょう


まずは ご縁があった工務店さんと、相談して よーーく考えてみてくださいね。








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