リビング&デザイン
大阪で行われている
LIVING &DESIGN
すまいのリノベーション 国際見本市に行ってきました。
デザイナーのコシノヒロコさんと喜多俊之さんのお話も聞き 時間がなく・・・
時間が無く 知り合いの展示スペースまでたどり付けずーー
コシノヒロコさんは 安藤忠雄さんが設計した住まいに住んでおらえます。
人生を変える住まい・・・・というお題でのお話。
同じ 敗戦国のドイツとイタリア。
それに日本。
コシノさん世代のイタリア人と話していると、戦後 とにかく食べるものがなく大変だったこと。
住むところも 着るものもなくって苦労した・・・・・ここまで イタリア人も日本人も同じ苦労をしてきたので話がスゴク合うそうです。
しかし
イタリアは、衣食住の 「食」がある程度目途がついたときに 次に手を掛けたのが「住」
その「住」は、日本と違って 住環境 つまり 大きさから庭 町づくり など多岐に渡って政策を作っていた。
豊かな住環境へと。
その 「豊かさ」とは、
家族が毎日食事を一緒に取ること。
週に2~3回 友達・親せきを呼んでの家庭内パーティー
家庭が中心・・・家庭って漢字は ハード的には「家」と「庭」
ソフト的には「家族」でしょうか。
そんな生活スタイル=豊かさ を目指したみたいです。
一方 日本はどうでしょう?
世界一の 今は 世界第二位の経済大国になり 「モノ」は豊かになりました。
でも 家は?
家族は?
休日の過ごし方は?
家での暮らし方は?
すでに 住まいは700万戸以上余っている日本。
これからは 住まいをリフォーム リノベーションして家族や友達とゆっくり話す環境作りをしましょうよ。
そんなお話でした。
また・・・
住まいを整えて、家族や友達などとパーティー。
そのときに話す内容は、趣味のこと 仕事のこと いろいろ話しますよね。
そして、大人たちが話すことの多くが「教育」「政治」のことだそう。
結局は、子供たちのことや国の行く末を家族や友人と、とことん 家で話す。
そうなると「政治に無関心」ではなく 関心が出ます。
そんなことが、イタリアという戦後の国づくりにも大きく影響した・・・っと話しておられました。
なるほどな~
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