大工道具館と姫路城へ

注文住宅専門の工務店 ベストハウスネクスト

2012年03月20日 12:14

------

カンナを引きますわね。

そのカンナ屑が、元の板よりも長くなると

ちょっと 腕がよくなったというか・・・


大工さんより

-------

腕のいい大工さんが削ると、カンナ屑の方が長くなるのです。

木が薄く削られて舞い上がる。

その時に ふわっと膨らむそうです。









先日 こなんの森 木の家ねっとの研修で 竹中大工道具館と姫路城へ



大工道具館では 関東の大工さん 阿保さんのお話を聞きしました。



この方は 削ろう会という大会で 3ミクロンというカンナ屑を削り出し 日本一に。


お話はあまりうまくありませんが スゴイ 職人さんなのです。


今年は私たちのお願している大工さんも久しぶりに 削ろう会に参戦。


9月に埼玉で開催されるので、応援ツアーに行ってきます



その後は 姫路城へ


今 工事の最中で 屋根の葺き替えや壁の構造などが見られます。


それも興味深かったのですが、私たちが興味をもったのが コレ 





通路の邪魔になりながら こんなのに引っかかっていました



これは 大工さんが使う 検棹(竿)(けンざお) です。


住宅を造るときにの基本となるモノサシのことで 仕事が終わると こうやって屋根裏などに残しておきます。


何十年後の大工さんへ


この寸法で作りましたからね ヨロシク~  と伝えるモノです。


この姫路城でも シッカリと残っているのに 関心した次第で。


「これ欲しいなぁ~」 と私たち


99%の方が気付かずに 通り過ぎている。


この 誰も気づかない仕事を職人たちは伝えて 今 姫路城があるわけです。


スゴイなぁ


日本の職人さんは


関連記事