2014年09月14日

エコキュート・エネファームの騒音にご注意を

『新築住宅のエコキュートの運転音を巡って、お隣さんがメーカーと住宅会社を相手に損害賠償を請求する訴訟を起こした』


というニュースが数年前にあったのはご存じですか?




エコキュートやエネファームは、深夜に長時間運転音を響かせます。


その音がきっかけで低周波音被害の加害者になることも。


被害・音に敏感な隣人さんから・・・


「隣りに○○さんのせいで・・・」


となっては大変です。



そんなことにならないよう、オール電化やエコキュートを検討中の方はちょっと知っておいてくださいね。




チェック重要なのは、運転音が周囲に影響を及ぼさない場所に取りつけることです。


・建物の所有者宅の寝室だけでなく、隣接する家の寝室のそばも避ける

・ヒートポンプユニットの近辺(上方向を含む)に窓や床下通風口等の音の侵入口があれば、極力距離をとる

・ヒートポンプユニットの周辺に極力スペースを設け、壁や塀で音が反射しないように工夫する




チェック設置のポイント

・音や振動が増大しないように、強固な台に設置する
(ブロックを置くだけの施工をタマーーーに見かけます)

・振動による音が発生しないように、十分な強度がある場所に設置する


・防振ゴムを敷くなどの、振動の軽減措置を施す


・水平に備え付ける





低周波音問題の原因を作らないようにするために、設置場所や設置のポイントの知識はつけておいてくださいね。


業者さんの中には まだ無知な方もおられますから。




もし・・・・・「水周りに近いから、ここに設置しますね」


と業者さんに言われた時



「運転音でお隣りさんに迷惑をかけたくないから、多少距離が延びても道路側に設置してください」



などなど この問題を知っていると相談できると思うのです。




土地や中古住宅を購入するとき、お隣りのヒートポンプユニットが自分の土地の方に向いていたら、



「こっちは低周波音が心配だから、お風呂・トイレ・クローゼットなどにして、家族の健康を守れるようにしよう」


など 土地 中古住宅の見方 見ること も変わります。




みなさんが被害者になるかもしれないし、加害者になるかもしれない「音」の問題。



リフォームや新築を考えているお友達がいたら教えて上げてくださいね。

エコキュート・エネファームの騒音にご注意を
こちらは 2年前に行った 『非電化工房』さん  電気を出来るだけ使わない工夫が盛り沢山でした。
モチロン オール電化は ダメよ ダメダメ でしたface03




Posted by 注文住宅専門の工務店 ベストハウスネクスト at 07:30│Comments(0)新築リノベーション・リフォーム
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