2012年02月16日

つれづれなるままに・・新築の相談

つれづれなるままに・・新築の相談



----- おもしろいな

    どこに座っているかによって

   物事の見方が違うから----------

 by ボーン・アルティメイタム


鎌倉時代を生きた 吉田兼好さん


代表作は「徒然草」


その中に 私たち工務店なんかが良く引き合いに出す・・・・・


「家のつくりようは 夏を旨とすべし」という一節があります。


先日も新築を予定している方と お話していたら この件が出てきました。



この兼好法師さん


一時期 京都の山科に住んでおられたとの記述のあります。


盆地の中の盆地 山科。


私も中学生までいましたが たしかに夏は暑い~



いまでは エコロジー住宅に必須の資質として よく引用されますが 当時の一般庶民的には・・・・


「そりゃ 兼好法師くらいの身分だったら出来るけど わしらは無理~」 だったそうな。


なんせ 庶民はほぼ 借家。


屋根は板で 雨漏りし放題。  建具は高価で手が出ない。


まして 借家だから 住まいをどうするなんて全く頭になかったそうですね。


それからズットあとの 江戸時代。


住まいの方と言えば



「9尺2間の棟割り長屋」が全盛



今で言うと 6帖くらいの大きさです。


押入はなく 寝具は隅に置き タンスは一つ。


台所には木箱のような流しと水桶・・・・・・・・以上 というような感じで。


テレビで 「仁」が人気でしたが コロリがは流行し 治療していた長屋が一般的な住まいのイメージでしょうか。





そして 現在。


住まいはもう 700万戸 余っている状態。


江戸時代の人口は 約3000万人


今は 1億6千万人


江戸時代でいうと ほぼ 全世帯の住宅が余っていることになるかも。


兼好法師が見ると ビックリするでしょうね~








Posted by 注文住宅専門の工務店 ベストハウスネクスト at 14:10│Comments(0)まめ次郎
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