2014年09月12日

タイル張りのお風呂とユニットバス 

新築やリフォームは 20年ほど前から ほぼ お風呂の仕様は「ユニットバス」になっています。



数年に一度 槇やヒノキの浴槽が欲しいっと ユニットバスではない構造もありますが施工には かなり気を使って工事を行いますね。



最近では FRPであらかじめ《箱》を作り湿気が出ないようにしてから施工するとか。


さて・・・


「昔ながらのタイルを張ったお風呂の我が家。 耐久性はどうでしょ?」




こんなご質問を頂きましたので、ちょっと考察してみました。


まずは 昔ながらのお風呂 と ユニットバス の耐久性ですが。。。。。。



軍配は ユニットバスでございます。



昔ながらの「タイル張りのお風呂」ですが、施工上 どうしても湿気が構造(柱や土台などの木の部分)部分に廻ってしまうんですよね。
(特に20〜30年前のお風呂)


完璧に防ぐのは難しいのです。


築20年とか30年強のリフォームをされる殆どの方が お風呂の交換をご希望されますので、経験上 ほとんどのお住まいで小さくても腐食やシロアリさんの食害が見受けられます。


でも、お風呂のリフォームは構造上の問題ではなく・・・・


iconN02寒い。

iconN02冷たい。

iconN02汚くなってきた。

iconN02バリアフリーではない。

iconN02ドアが壊れた などなど



で改修し 解体してみて「あー やっぱり腐食しているなぁ」ということが多いですね。


つまり 外から見ても あまり木部が腐食していることがわからない・・・




さて 普段できることとして・・・



お風呂を解体してみて 腐食している箇所のポイントは
 


お風呂の入り口 


それと


窓廻り が多いです。




施工上 防水が切れやすいところ。




ですので 普段お使いの時・・・・・・



お風呂の入り口は濡れていたらすぐに拭く。



風呂の残り湯を洗濯に使う場合は 蓋をして湿気を防ぐ。


窓廻りも水が廻りやすいので 掃除などのときは気を付ける 




などなどされたら少しでも腐食が防げるかなと思います。



ご存じだと思いますが とにかく湿気対策です。




それと 最近のユニットバスは、断熱性能も上がってきました。




もし ご高齢の方と同居でしたら、リフォームもおすすめ。



これから寒くなってきますと お風呂での事故が増えてきます。



家庭内事故って交通事故での死亡者数より多いのはご存知でしょうか?


ユニットバスは断熱性もあがり 段差のバリアフリーはもちろん 温度のバリアフリーも視野にいれて開発されています。




最近のユニットバスの機能は、遊びがてら お近くのショールームに行くと詳しく教えてくれることだと思います。



でも 新しいのを見ると「ついつい 欲しくなってしまう」ますのでご計画的に(笑)


タイル張りのお風呂とユニットバス 
お風呂のドアが壊れたので修理しました。








Posted by 注文住宅専門の工務店 ベストハウスネクスト at 05:11│Comments(0)
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